そもそもホワイトデーの始まりは?

【A48】ハート_アイキャッチ
ホワイトデー

今年もホワイトデーが近づいてきましたが、みなさんはこのアニバーサリーについてどのぐらいご存じてしょうか。

バレンタインデーの起源はヨーロッパ。ではホワイトデーは……。 

そこで今回はホワイトデーに関すること、歴史・由来・起源についてお伝えしていきます!

 

ホワイトデーの起源

 

 

 

 

 

 

 

ホワイトデーの起源または由来をご存知ですか?

3月14日のホワイトデーは、バレンタインデーにチョコレートやプレゼントをもらった男性が、お返しに女性に贈り物をする日というのが一般的な定義。

 

バレンタインデーのアンサーデーをホワイトデーと定められる以前は、欧米の習慣にならって、ポピーデー、フラワーデー、クッキーデー、マシュマロデーなどの名称があったことも。

いろいろある中から、最終的に選択されたのがホワイトデー。

『ホワイトは幸福を呼ぶ、縁起が良い、純潔のシンボル』という考え方をもとに命名されたといいます。

 

どうして3月14日になった?

1980年3月14日からスタートしたホワイトデー。

ホワイトデーの由来は、バレンタインデーの後日談にあるとの説が有力です。

 

兵士達の結婚禁止令がローマ皇帝から出ている状況下で、内緒で結婚を試みた男女を救おうとして聖バレンタイン司祭が処刑された日が2月14日。

後にバレンタインデーに制定された日には、かつてこのような悲しい物語が……。

それから1カ月後の3月14日、聖バレンタイン司祭が間を取り持った恋人同士が、改めて愛を誓い合ったというエピソードをベースに誕生したのがホワイトデーです。

 

 

実は日本発祥?!

ホワイトデーの発祥は日本であることをご存知でしたか? 歴史は意外にも浅く、昭和50年代頃にお菓子の広告によって始まったそうです。

日本でもバレンタインデーが浸透しつつあった当時、お菓子業界がバレンタインデーのお返しのための新たな記念日を提案し、ホワイトデーが誕生しました。

 

『いただきものにはお返しをする』という習慣のある日本ではこの提案が受け入れやすかったようで、ホワイトデーは日本にじわじわと浸透。ビスケット、マシュマロ、キャンディーなどをお返しの贈り物として販売するようになりました。

 

しかしこの習慣があるのは日本や韓国、台湾や中国などの東アジア圏だけ。欧米ではホワイトデーは存在しません。

 

日本以外のホワイトデー

 

 

 

 

 

 

韓国や台湾、中国の一部では日本の影響で、ホワイトデーが存在します。

 

ホワイトデーは中国語で『白色情人節』と表記され、定着しつつあります。

中国ではバレンタインデー・ホワイトデー問わず、どちらも男性から恋人にプレゼントする日と認識されることが多いようです。

 

台湾のホワイトデーは、バレンタインデーと比べて認知度はまだ低いものの、若い世代を中心に広まりつつあるのが現状。デパートや街中において、ホワイトデー用のちょっとしたセールやサービスが行われています。

 

韓国ではバレンタインデーやホワイトデーに縁の無かった男女が4月14日に黒い服を着て集まり、黒いジャージャー麺を食べるブラックデーがあります。

ネガティブな印象が強いイベントですが、参加することによって合コンのような出会いの場に参加できるチャンスが得られるとのこと。さらに4月以降も毎月14日には、恋愛に関するイベントが行われるといいます。

 

 

近年のホワイトデー事情

 

 

 

 

 

 

 

近年、デパートや百貨店などでは、お菓子類以外に、時計やジュエリーなどのアクセサリー、花や衣類などが、ホワイトデー用のプレゼントとして販売されています。

『プレゼントの高額化!何でもあり!』の傾向が強まっているのです。

お菓子類ではチョコレート、クッキー、キャンディー、マカロンやケーキなどが人気商品といいます。

 

 

いかがでしたか?

ホワイトデーが日本発祥とは驚きですよね。

お菓子の宣伝販売を目的に誕生した日本独自のイベントが、今では近隣のアジアの国まで浸透しているなんて!

素敵なホワイトデーを過ごすためにも、バレンタインデーのお返しには感謝の気持ちを込めてプレゼントしましょう。

 

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